有限会社 市丸商店 代表挨拶

代表挨拶

有限会社 市丸商店 代表取締役 市丸誠一 創業当時の社屋

創業当時の社屋

便利な時代になりました。インターネットが普及した現在は、御用聞きも営業すら不要な時代かもしれません。
しかし、変わらず取引先の方々が当社に発注して頂けるのは、商売の大原則は変わらないからだと思います。
事務服、作業服、白衣などの制服を扱う市丸商店を父親が創業して50 年。
昔話をするつもりはありませんが、昭和43 年。創業当時から20 年ほどは、御用聞き営業が全てだった時代です。
取引先に顔を出し、1件1件注文を取り、納める。全てが手作業。そんな時代でした。
「ちょうどいいところに来てくれた、来週から作業服3 人分頼むよ」と言われることもしばしば。
春になれば大量の新入社員が入るのは当然として、一年中忙しくさせていただいておりました。
私達が取り扱う制服や作業服は、もちろんオーダーメイドではありません。
でも、体型や好みに合わせて裾( すそ) を詰めたり調整をすることがあります。
この会社で働く人が、少しでも快適に働けるように、そう思って納めていました。「この服を着る人」の顔が見える、そんな商売を続けて参りました。
ところが今では、カタログやインターネットでデザインやサイズを選んで電話やメールで注文し、翌日には運送会社が配送してくれるという時代です。そんな風になって久しくもあります。

私共が取り扱う制服、作業服、白衣などもインターネット通販でいくらでも買えます。作業服などはホームセンターなど量販店でも買えます。
私達はメーカーではありません。メーカーから仕入れてお客様に納品します。
同じものであれば安くて早いほうがいい、私もそう思います。
しかし、市丸商店がお納めする制服や作業服はメーカーがつくり、通販サイトや量販店に並んでいるものとは確かに同じものです。
でも、市丸商店が納めることで「特別な一着」になる。
そのような気持ちで、50 年変わらず、引き続き仕事をさせて戴いております。
これからの50 年も時代に合わせながらも、商売の本質は変えずに「働く人々」を応援致します。

有限会社 市丸商店 代表取締役 市丸誠一

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